流涙、ドライアイの評価と治療

■流涙、ドライアイの評価と治療

流涙(涙が過剰に流れる状態)とドライアイ(目の乾燥)は、目の症状の1つですがそれぞれ異なる原因や治療方法があります。

●流涙
流涙の原因としては、涙の排出経路の問題、アレルギー性結膜炎、眼瞼の問題(まぶたの異常)、
目の刺激(風、煙、化学物質)、感染症などが挙げられます。

眼瞼の異常が原因であれば、眼瞼手術が必要な場合があり、
涙管の問題がある場合は、涙管を開く処置が必要になることもあります。

アレルギーや感染症が原因であれば、適切な薬剤が処方されます。

●ドライアイ
目の乾燥、痛み、赤み、視力のぼやけ、異物感などがの症状があります。
涙液の分泌量や質を評価する検査をを行うことで、ドライアイかどうかがわかります。

一般的な治療として、目の乾燥を和らげるために人工涙液が使用まずが、
目蓋のマッサージや温熱療法が有効な場合もあります。

長時間の画面作業を避けるなどの環境改善が推奨されていて、
重度のドライアイの場合、涙点プラグの挿入や涙液の分泌を促進する特殊な治療が必要になることも!

。自己判断せず、専門の医療機関での診断と治療を受けるようにしましょう。