母斑細胞母斑、色素性母斑(黒あざ)

■母斑細胞母斑、色素性母斑(黒あざ)

●母斑細胞母斑(Nevus of Ota)
母斑細胞母斑は、一般に「オタ母斑」とも呼ばれ、眼の周囲の組織に青灰色または褐色の斑点が現れる症状です。
顔の片側にのみ影響を及ぼし、特に目の周りに多く見られます。

発症は主に幼児期から若年期にかけて女性に多く見られ、
大半は良性ですが、ごくまれに悪性のメラノーマに変化するリスクがあります。

●色素性母斑(黒あざ)
色素性母斑は、皮膚に濃い色をした斑点が現れる状態です。
通常、メラニン色素の局所的な蓄積によって生じ黒あざの大きさ、形、数はさまざまです。

大部分は良性ですが、中には悪性のリスクを持つものもあり、
定期的な検査がおすすめされ、特にサイズの変化や色の変化が見られる場合は注意が必要です。

皮膚病変は見た目だけでは正確な診断が難しいこともあり、医師による診断が重要です。